グリーンカードジェーピー誕生秘話

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全てを辞めた23才

私が23才の時、自分は何がしたいのか、何を目指しているのか、それが自分でもわからなくなって自問自答を繰り返していました。

それまで熱中していた、すべての事が無駄に思えて仕事も辞め、打ち込んでいたバンド活動やスポーツに対しての意欲も希薄になって活動を辞めていました。

付き合いのあった多くのバンド仲間達とも会う機会が減り、今までの生活を一変して考え直してみようと思った時、気がつくと私は、通い慣れたブリティッシュ・パブで働くようになっていました。

パブリックハウスでの出会い

私が働いていたブリティッシュ・パブ。そこでは毎日が人と人との関わり合いで、時間があっという間に過ぎていきました。 オーセンティックなブリティッシュ・パブだったので、集まってくる人も外国人や留学経験者、帰国子女など、スタッフもお客さんも多種多様で、様々な経験や体験談を毎日のように聞くことができました。

共通しているのは、人生を楽しく豊かにするために、自分を信じてあらゆる可能性にチャレンジするという、ポジティブな姿勢とゆるぎないモチベーションを持っている人が多いということです。

彼らの話を聞いているうちに、自分自身で失いかけていた目標や生き方が鮮明に蘇ってきました。

中でもアメリカ人やアメリカに長期滞在していた人の経験談や考え方は、私が本来持ち合わせていた根本的な思想や性格、行動パターンを刺激して、私の中学時代に思い描いた夢を実現したいという気持ちを駆り立てました。

人生を大きく変えたテレビ番組

様々な人たちと出会ったブリティッシュ・パブを卒業し、次の行動を考えていたその時、まさにそのタイミングで大きな転機が訪れました。

アメリカで一大産業に発展したハリウッド映画、コンピューター、ソフトウエア、そしてインターネットとの出会いです。

あるテレビ番組で、アメリカを舞台としたデジタル技術、コンピュータービジネスの隆盛とそのキーマンとなった人々の活躍が紹介される特集があり、私の興味を強く引きつけました。

自分がやりたかったのはこういうことだ、今なら何かが変わる、求めていた何かが明確になる。よしアメリカに行こう!!

渡米計画始動

思い立ったが吉日。私はすぐにアメリカについて調べ始めました。まず行かなければ何も始まらないと思ったのです。

テレビで特集されていた企業に訪問を懇願する手紙を書き、渡航資金をかき集め、書店でアメリカに関連する本を読みあさり、知人や友人、パブ時代のお客さんなどから情報を聞き集めました。

グリーンカードが抽選で当たる制度

その時に知ったのがアメリカ抽選永住権、グリーンカードです。アメリカで働くためにはビザが必要で、就労ビザの他にアメリカに永住できるビザが抽選で当たる制度がある!

そういえば、以前グリーンカードというのを聞いたことがあった、これを調べなくては!

当時私はインターネットの接続環境を持っていませんでしたが、知人、友人、アメリカ大使館などから情報を聞き出し、関係資料をかき集めたのです。

いざアメリカへ

そしていざアメリカに出発。とにかく行ってみて、何かをつかもう、そう思ったのです。
降り立ったアメリカではまずハリウッドを目指し、すぐに企業訪問開始です。 ところが、事前に手紙を送った会社からは結局返事が来なかったため、突撃訪問となりました。

いきなり日本からやってきて、英語もろくに話せない上に、どこから見ても観光旅行者にしか見えない出で立ち。 門前払いは当たり前で、運良く話しを聞いてくれても部外者入室禁止で受け付けまでしか入れなかったり、入り口付近で警備員からつまみ出されるなんていうこともありました。

それでも2、3社は対応してくれて、現地の貴重な情報を得ることができました。
中でもインターネットの業界では超有名な企業の会長さんがランチに誘ってくれて「俺だって落ちこぼれで、何もないところからはじめた。やろうと思ったらなんでもできるよ!」と強く背中を押してくれました。この体験は大変貴重な思い出です。

無一文からの起業計画

帰国後すぐにインターネットを活用したビジネスの準備に取りかかり、映像制作の現場でコンピューターとインターネット接続環境を同時に手に入れました。

そしてすぐにでも出来ることはないかと考えました。 私自身がそうであったように、アメリカに行きたい!アメリカで働きたい!アメリカに留学したい!アメリカで暮らしたい!と考えている人は沢山いるはずだし、そのために色々な事を調べ、行動する人もいるはずだ。

就労ビザが取れなかったり、留学で高い学費を捻出しなければならず、困ってる人もいる。リタイア後にハワイで暮らしたいという人もいるだろう。 ならば、自分の知識と経験、現地のネットワークを活用して、サービスを提供すれば、そういう人たちの一助になれるのではないか?

そう考えて私自身の渡米経験と、事前に調べ上げていた情報を元に、個人的に始めた最初のサービスが、アメリカ抽選永住権の情報提供と、抽選応募書類の作成代行サービスです。(当時は書類応募だった)

最初はフリーペーパーの片隅から始めた「グリーンカード」がインターネットのwebサービスとして「グリーンカードジェーピー」になり、アメリカ抽選永住権総合情報サイトとして、サービスを提供し続けています。

アメリカに行きたい!暮らしたい!働きたい!留学したい!と思う人がいる限り、より一層のサービス充実を図り、あなたをお手伝いするのがグリーンカードジェーピーの使命です。