アメリカ永住権DV-2012当選後は?グリーンカード取得スケジュールのご案内
(※当初発表された5/1〜5/6の当選結果は無効となったため、新たに設定された7月15日当選発表に合わせ記事の内容を書き換えております。)
いよいよ2010年秋に行われたDV-2012の当選発表開始予定日、2011年7月15日(※アメリカ東部時間)まで1ヶ月となりました。
時間まではアナウンスされていませんので、日本にお住まいの方は7月16日スタートと考えておけば良いでしょう。
今回より、当選発表は封書では行われず、アメリカ国務省サイト内のEntry Status Checkでのみの確認となります。
今年の初めからフィッシング詐欺を狙ったスパムメールが確認されており、米国政府から公式に「郵送やEメールでの当選発表、あるいは Western Union などのような送金サービスを利用して費用を送るような要請は行いません」と注意喚起がなされています。くれぐれもご注意下さい。
基本的な取得までのスケジュールは 抽選グリーンカード申請〜取得までの流れ ページでご案内していますので、ここではDV-2012の場合の具体的な年月と共に紹介します。内容の一部は過去行われたスケジュールを参照しており、DV-2012では変更となる可能性もありますのでご了承下さい。
<DV-2012これからのスケジュール>
【1】当選者の抽選:2011年5月〜
コンピューターによる抽選が行われます。
【2】当選発表開始:2011年7月15日(アメリカ東部時間)〜
アメリカ国務省のElectronic Diversity Visaサイト内の「Entry Status Check 」において、当選発表が行われます。
※当選確認方法はDV-2011の結果確認方法をご参照下さい。7月中に必ず当選確認を行って下さい。
【3】当選者は当選手続き必要書類をKCCに送付:2011年7月〜8月
指定のフォームと写真を揃え、KCC(DVプログラムの当選手続きを行う機関)に発送します。
【4】ビザ発給のための面接:2011年10月〜 2012年9月
当選者の 「CASE NUMBER」順に面接が行われます。ケースナンバーの若い人ほど早い時期に面接が行われます。この面接に向けて各種証明書や健康診断書などを準備します。
※面接日の4週〜6週間前に、個別の面接予約日が「Entry Status Check 」サイト上で確認できます。
【5】アメリカ入国:2011年10月以降〜最も遅くて2013年3月までに
面接が終わったら、 6ヶ月以内にアメリカに入国します。入国時の手続きで晴れて「移民」と認められます。
【6】グリーンカード取得:アメリカ入国から約1ヶ月後
アメリカの住所にグリーンカードが届きます。
DV-2012に対する移民ビザの発給は、2012年9月をもって打ち切られます。そのためこの期間までに手続きを行わないと、当選資格は失効します。
当選発表時に大切なのが CASE NUMBERの確認です。
ケースナンバーとはDV2012なら、2012AS(アジアの略)から始まる14ケタの番号で、これが当選通知受取後の手続きにおいて大変重要になってきます。
⇒[関連情報]ケースナンバー徹底分析
アジア地域で1ヶ月で約1000人分の面接が行われます。ケースナンバーが小さいほど早い時期に面接日を指定されますので、最短では2011年10〜11月頃に、逆にケースナンバーの数が大きいと、面接最終月である2012年9月に面接という場合もあります。2003年まではCUT-OFFといってあまりにケースナンバーが大きいと、手続き数がビザ必要数に達した為に面接が行われない(=当選してもグリーンカードを手に出来ない)場合がありましたが、2004年〜2009年に行われたDVプログラムではCUT-OFFは実施されず、当選通知の返送を確実に行った方はすべて面接まで滞り無く辿り着けておられます。
DV-2012に応募された方は、最短で今年の10月にアメリカ大使館で面接、その後6ヶ月以内に入国しなければならないとご記憶下さい。また、面接日が指定されますと、それ以降は移民申請が通るまで海外旅行は控えるべきとアナウンスされます。2011年10月〜2012年9月頃までは現時点では海外旅行の手配は行わない事をお勧めします。
ケースナンバーについてはその動向が注目される項目です。★ケースナンバー分析のページをぜひご確認下さい。
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