DS-260でエラーを確認しています。

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DS-260外国人登録で面接地が指定されない?!

アメリカの移民ビザを取得する際の手続で、DS-260という外国人登録を行わなければなりません。DVプログラムでも当然必要となる手続で、当選後の手続として必ずDS-260を完了しなければ面接は回ってこないのです。

つまりこのDS-260で、アメリカの国務省に外国人としての登録が完了すると、そこからビザの取得手続が始まる大事な手続なのです。

ところが、現在この手続を進行中のDV-2018で、このアメリカ国務省のオンラインフォームDS-260に一部エラーが確認されました。

通常は初期設定されている面接地が指定されていない

DS-260の登録開始画面で、面接地の設定欄があるのですが、この面接地というのは、DVプログラムに応募した際の居住国にある大使館が指定されてきます。

上の画像は実際のDS-260の登録開始画面をキャプチャしたものです。日本在住でグリーンカードの抽選に応募して当選したので、面接地の説明にも要約すると「DVプログラムの申請に記入したあなたの居住地に基づきあなたのインタビューは東京大使館で予定されてます」と記載されており、Yesにチェック済みの状態です。

続いて上の画像はアメリカ在住中にグリーンカードの抽選に応募して当選したケースです。この場合は初期設定で「アメリカで面接予定」となり「USCISで面接します」にチェックが入っている状態です。しかし応募当時はアメリカ在住だったが、現在は日本に帰国しているとか、面接時期には帰国しているので面接は日本で受けたいということで「面接地を東京に変更したい」にチェックを入れた状態です。

ところが、日本に居住していて当選した方の手続で面接地が具体的に指定されていないケースが発見されました。下の画像をよく見てみましょう。

1枚目の画像と本文の部分を比較してみるとわかりますが、主文から面接地が抜けているのです。但し文章的には「なたの居住国に基づいて、あなたのインタビューは米国大使館または領事館で予定されている」となり、この場合もやはりYesにチェックが入っている状態です。

通常はこのままで問題ないと思い、その先にある膨大な個人情報を次々に登録していくのです。

そして最終的に全て記入した情報を確認してからこの登録内容をアメリカ国務省に送信するわけですが、上の図のように面接地が抜けている状態だとYesにチェックが入っていても送信が完了できないのです。

グリーンカードジェーピーではDS-260の入力代行も行っていますが、DS-260で面接地が抜けているというのは初めてのケースで原因も不明です。

このままでは外国人登録を完了することができないので、面接も受けることはできません。

そこで取った方法は本来変更しなくてもいいので手続不要の「面接地を東京に変更したい」にチェックを入れて、面接地を東京に指定してみました。

何とかこれでDS-260の登録が完了しましたが、ほとんどの場合は外国人登録など一人一生に一回でしょう。エラーにも気が付かないでしょうし、どう対処すればいいのかもわからないと思います。

DS-260登録完了画面は保存しておきましょう。

下のキャプチャが無事にDS-260の登録を完了した際に表示されるページです。手続の進行や登録者情報、バックアップなどが説明されています。

このページはプリントアウトして保存しておきましょう。今後の面接手続で必要になってきます。