DV-2020応募要項発表!今年の変更点は?

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日本時間の2018年9月25日、午後11:45分に2018年実施のDV-2020応募要項(DV-2020 Program: Online Registration)を確認しました。今年もDVプログラムが実施されることが確定しましたので速報としてお伝えします。

DV-2020応募期間

DV-2020 Program: The revised online registration period for the DV-2020 Program begins on Wednesday, October 3, 2018 at 12:00 noon, Eastern Daylight Time (EDT) (GMT-4), and concludes on Tuesday, November 6, 2018 at 12:00 noon, Eastern Standard Time (EST) (GMT-4).  Individuals who submit more than one entry during the registration period will be disqualified.

DV-2020の実施日程は2018年10月3日(水)正午から2018年11月6日(火)正午(アメリカ東部時間)までです!今年は35日間という短い期間です。

グリーンカードジェーピーのDVプログラム申請代行サービスでは「確実な申請」ができるように、アメリカ国務省が公開する「応募規定」「応募要項」に準じて、手続きを進めています。
グリーンカードジェーピーのサービスにお申し込みいただくと「応募資格」「応募写真」「申請者情報」の適合性確認や修正など、実際の応募と当選のために必須な条件をすべてスタッフが確認しながら手続きを進めていきます。

DV-2020応募規定

アメリカ国務省が公開する「DV-2020応募規定」=「DV-2020応募要項」ですが、英語版は9月25日の時点で全文が公開されましたので、グリーンカードジェーピーの担当スタッフが原文を確認し、DV-2019との相違点を公表するための作業を行いました。
なお、現状は日本語版のDV-2020「DV-2020応募規定」=「DV-2020応募要項」は公表されておりません。毎年のことですが、「応募規定」「応募要項」のローカライズ(母国語版公開)は非常に遅く、それを読める頃にはエントリーも出来るかどうかのギリギリの時期となります。

現時点ではアメリカ国務省の発表がありましたが、日本のアメリカ大使館ではDV-2020の応募要項は発表されていません。

早速英語版の「DV-2020応募規定」DV-2020 Program Instructionsを翻訳し、昨年のDV-2019との相異点を洗い出しましたので公表します!

応募出来ない国の一覧は以下です。
Bangladesh, Brazil, Canada, China (mainland-born), Colombia, Dominican Republic, El Salvador, Haiti, India, Jamaica, Mexico, Nigeria, Pakistan, Peru, Philippines, South Korea, United Kingdom (except Northern Ireland) and its dependent territories, and Vietnam.
バングラディッシュ、ブラジル、カナダ、中国(本土生まれ)コロンビア、 ドミニカ共和国、エルサルバドル、ハイチ、インド、ジャマイカ、メキシコ、ナイジェリア、 パキスタン、ペルー、フィリピン、韓国、イギリス(北アイルランドを除く)とその領土、 ベトナム


※香港、マカオ、台湾での出生者は応募資格があります。
上記の通りで、除外国は昨年のDV-2019から変更はありません。
もちろん日本出生の方は問題なく今年も申請可能です!

DV-2020抽選確認期間

抽選確認は2019年5月7日(火)からE-DVで確認することができます。これも昨年同様です。もちろんグリーンカードジェーピーをご利用のお客様には当社が抽選結果まで確認します。下記のページでグリーンカードジェーピーのサービス内容と流れをご案内していますので、ご確認ください。

※落選の場合はお客様がご自身で抽選結果を確認する前に残念な結果をお知らせする事になりかねませんので、当社からの連絡は差し控えております。
グリーンカード抽選プログラム応募代行サービスのご案内


DV-2020応募要項での主な変更点

毎年絶対的な変更があるDVプログラムの応募要項ですが、2018年実施のDV-2020でもいくつかの変更点がありました。

高校卒業が最低条件。

DVプログラムの応募資格では「高校卒業」または、「少なくとも2年間の研修か実務経験を必要とする職業 (米国労働省の定める基準に準ずる)に過去5年以内に2年以上従事」していれば、 申請が可能です。

「米国労働省の定める基準」とは、アメリカ労働省のO*Net OnLineデータベースと 一致していることが決定要因となります。O*Net OnLineデータベースにはその職業職種 について細かな詳細規定があり、この見解は日本の職業職種規定とは無関係です。
O*Net OnLineにて取り上げられている「過去5年の間に2年以上の訓練または経験の 必要な仕事で2年以上働いている」職種の例としては、会社経営者、医師、弁護士、 パイロット、建築士、設計士、看護師、教師、科学者、学者、スポーツ選手、芸術家、 作家、農業技術者、各種技師、コンピュータ技術者、司書、マスコミ関連専門家、 などが挙げられます。

上記のような職種で応募資格の要件を満たすかどうかの基準は、O*Net OnLineでの職歴調査の結果、SVPレンジ7.0以上と規定されている職業に従事していたことを証明しなければなりません。
※O*Net OnLineでの職業検索方法は公式の応募要項に記載されています。

法的に婚姻関係にある場合、配偶者情報は必須です

応募者との同居、別居を問わず、またDVプログラムで応募者と米国へ移民する意思の 有無にかかわらず、エントリーには、配偶者の名前、生年月日、性別、出生地、および 出生国の情報が必要です。応募者本人同様、規定に合った写真も必要です。
21才未満の子供の情報は必須です

DVプログラムに応募する本人が既婚、未婚に関わらず、戸籍上21才未満の子供がいる場合は、必ずその情報の記載が必要です。特に多いケースは「離婚していて連絡が取れない」「写真が準備出来ない」などで子供の情報を揃える事が出来ないというものですが、その場合は申請情報に子供の情報を含めることが出来ないので、その時点で応募資格を満たしていないということになります。

下記が応募要項の子供に関する規定です

応募者との同居、別居を問わず、配偶者との婚姻関係がすでにない場合、またDVプログラムで応募者と米国へ移民する意思の 有無にかかわらず、エントリーには、現存する21歳未満の未婚の子ども全ての名前、 生年月日、性別、出生地、および出生国の情報が必要です。また応募者本人同様、規定 に合った子どもそれぞれの写真も必要です。※例外として、米国出生のお子様の情報はDVプログラムの申請情報に含める必要はありません。

  • 現存する全ての実子
  • 応募者が法的に養子縁組した子ども
  • 応募時に21才未満で未婚の継子

もし子供の写真や情報を準備出来ない場合、応募することはできません。

写真規定の注意点

DVプログラムの写真規定の厳しさについては、過去にも何度か詳細な解説をブログで記事にしていますが、よく勘違いされるのが、通常のVISA用写真を使用出来ると思われている方が大変多いですが、VISA用の写真とDVプログラムの応募に用いる写真は規定が異なります。更に下記のような基本規定がありますので十分理解した上で証明写真を準備する必要があるのです。

提出サイズは600×600pixelに限定されました

昨年までの写真規定では600×600pixelから1200×1200pixelと写真サイズに幅がありましたが、DV-2020からは、600×600pixelに限定されています。

応募日から6ヶ月以内に撮影された写真であること

今年度のDV-2020の応募期間は2018年10月3日(水)正午から2018年11月6日(火)正午(アメリカ東部時間)までですが、少なくともこの応募期間から6ヶ月以内に撮影した写真でなければなりません。また、この規定を前提として次に説明しているDV-2019で使用した写真も禁止されています。

DV-2019で使用した証明写真の再使用は即失格

一昨年のDV-2018から、明確に「前年使用した写真の使用は禁止」という規定が加わり証明写真の規定が厳しくなりましたが、本年度のDV-2020でも同様で、昨年実施されたDV-2019で使用した写真を使うと「即失格」となります。

メガネの着用、カラーコンタクトレンズ禁止

この規定も一昨年のDV-2018から追加されましたが、メガネの着用禁止、カラーコンタクトレンズも禁止となっています。応募写真の顔認証を正確に行うことが出来ないので、メガネやカラコン装着は禁止されたものと思われます。もちろん当選後に取得する移民ビザに使用する写真でもメガネとカラコンは装着禁止となってます。

デジタル写真の人為的加工は不可

DVプログラムでは応募に使用するのがデジタル写真に限られているので、「人為的に加工された写真についても失格」という規定が強化されています。この加工ですが、例えば画像にレタッチを加えた表情の加工、切り抜き、ゴミの除去などフォトレタッチソフト加工です。
撮影写真のサイズ変更、画角調整などは技術仕様に準拠する加工なので、この「人為的加工」の範囲には含まれませんが、DVプログラムの証明写真規定は構成仕様、技術仕様ともに専門的な解釈と理解で準備しなければならないため、個人でその規定に準拠した写真を準備するのはより難しくなっています。

本年度実施のDV-2020の受付を開始しています。

グリーンカードジェーピーでは、毎年変更されるDVプログラムの応募規定を詳細に検証し、当社の受け付け内容で本番申請に不備が出ないかを確認した後に、DV-2020のお申込み受付を開始しています。
本日、専門スタッフが、申請情報、申請用写真について徹底的に検証を行った後にDV-2020のお申込みを開始いたしました。
昨年までにグリーンカードジェーピーをご利用いただいたリピーターのお客様、DV-2020を予約申込みされた方には、お申込み受付開始と同時にメールにてDV-2020申込み受付のご案内をメールにてお送りしております。
確実なDVプログラム応募のためにもぜひグリーンカードジェーピーのサービスをご利用ください。