DV-2020当選後の手続き(1)外国人登録(DS-260)

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DVプログラムに当選すると、次に進めるのがオンラインでの外国人登録、DS-260とういうフォームへの記入です。

このDS-260は他の移民ビザでも登録が必要ですが、そのビザの属性毎に登録項目が違います。

DVプログラム当選!最初の難関DS-260

同じDVプログラムの当選者であっても、個別に選択項目が分岐していくので、他者の情報を参考に同じように入力を進める事は難しく、例えば職業だけでも23種類に分けられており、どの職種を選択するかで、その後の記載内容も全く異なるのです。

また、DS-260は毎年何らかの変更が加えられており前期のDV-2019様式と今期のDV-2020様式では内容が異なります。

DS-260の変更点

具体的かつ簡単な例で説明しますとDV-2019とDV-2020では、そのケースナンバー自体が2019ASと2020ASに分けられてます。この分類の仕方はDVプログラムのケースナンバーでの事ですが、他の属性のグリーンカードではケースナンバーの定義も異なるので、DS-260も全く違う項目になるのです。

それでは実例で見ましょう、下がDV-2019のケースナンバーでDS-260にログインした場合の認証画面です。

DV-2019のDS-260で認証に必要なのは、ケースナンバー、名字、生年月日、記入者属性、キャラクター認証です。

ところがDV-2020では下のような認証画面が出現します。

DV-2020では、DS-260の認証情報として、ケースナンバー、名字、生年月日、DVプログラム応募時点で発行される認証番号、記入者属性、キャラクター認証が必要で、項目が増えている事がわかりますね。この応募時点で発行される認証番号(Confirmation Number)はDVプログラムの応募が完了すると発行される番号です。この番号を忘れたり、他者に管理されてしまうとグリーンカードの取得手続きが出来ないということになりますね。

応募者にConfirmation Numberを伝えない代行業者の存在もグリーンカードジェーピーの当選者サポートに寄せられていますが、個人で応募された方や他社で応募された場合、そもそも適切な情報での応募が完了していたかも不明なので、助力にはなれないのが現状です。

DS-260手順説明書最新版完成

グリーンカードジェーピーからは毎年多くの当選者が出ており、弊社利用のお客様には当選後もアメリカ入国までの各ステップで手続きに必要な虎の巻的な資料を提供しています。

DS-260も昨年からの変更点を更新して、記入手続きを詳細に解説した「DS-260手順説明書 第6版」を作成しました。DV-2019からの変更点や記入の裏技なども満載で、この手順説明書はほぼすべてのケースに適用出来るようにまとめています。

このDS-260はDV-2015から採用されたオンラインフォームで詳細な解説書も存在しなかったため、当時スタッフが当選者のお客様と協力してその原形を作り上げた力作です!

関連記事:世界一詳しい!?DS-260解説書

完成したばかりの「DS-260手順説明書 第6版」をDV-2020当選者(国内在住)の方に発送しました。32ページにわたって詳細に記入方法を解説した説明書を40冊作成して発送の準備をするのに丸1日かかりました(汗)

当選後のサポートも充実で安心のグリーンカードジェーピー。発送にも緑色の封筒をつかっています。今回は当選者43名ということもあり、すごい量です。

海外に滞在中の当選者の方は現在取得中のビザ、その種別や有効期間などで手続きが異なってきます。DS-260手順説明書はデータにてお送りしています。

DS-260で面接地を指定する

DS-260の記入手続きでは、まず面接地を指定します。この面接地はDVプログラム応募時点での居住国情報が設定されていて、日本ではTOKYO, JAPANが初期値になっています。

DS-260で移民ビザの面接場所を指定しなければならない。

ちょっと横道にそれますが、DV-2018の手続きでは、この初期値が設定されていないというエラーが発生した事があり、面接通知が届かないといったケースもありました。グリーンカードジェーピーではこのエラーもいち早く発見したので、回避することができました。

日本での面接地は東京のアメリカ大使館が設定されるのですが、那覇の領事館を指定することもできます。

在米中の手続きでは、ビザの属性変更をして米国に留まり続けるためにadjust statusの手続きをUSCISで行う事になります。しかし、現状のビザの有効期限やadjust statusが可能かを調べてから日本かUSCISどちらの手続きにするか判断しなければなりません。

何らかのビザを取得して米国滞在中の方は、移民弁護士を介して手続きをされている場合が多いので、まずは担当の移民弁護士に相談すると適切なアドバイスがあるはずです。

当選者サポート受付中

グリーンカードジェーピーではDVプログラム当選者の皆様に、当選者サポートサービスを提供しています。グリーンカードジェーピーでDVプログラムに応募して当選された方は下記サービスが何とすべて無料!!でご利用いただけます。

今回のDV-2020では個人での応募で当選された方からもサポート依頼が多く寄せられており、条件によりますが有料でのサポートにも対応いたします。

  • グリーンカード取得までの手続ご案内
  • DS-260(外国人登録)作成手順のご案内
  • グリーンカード取得時期の予測情報提供
  • 移民ビザ申請フォーム必要情報の案内
  • 各種証明書の入手についてのご案内(健康診断書、戸籍謄本、無犯罪証明書、卒業証明など)
  • 大使館での面接について、準備物と面接内容のご案内
  • 渡米直前の手続きについてのご案内

当選者サポートのお申込みは下記フォームからお願いします。

DV-2020当選者サポート

DV-2020の面接は10月から始まります

DVプログラムの面接は現在DV-2019分が進んでおり、7月からCURRENTとなりましたので、10,000番台以降のケースナンバーもすべて面接対象となりました。

DV-2020では30,000番台のケースナンバーも確認しています。このケースナンバーの小さい順に10月から面接がはじまり、2020年の9月まで面接対象のケースナンバーが毎月割り当てられます。

つまりケースナンバーの小さな人ほど早めにDS-260を完成させる必要があるわけです。

関連ページ:ケースナンバー徹底分析

10月以降はDV-2020の面接までのステップを引き続きレポート形式でお伝えしたいと思います。