グリーンカード当選後の必要書類 第5回
- 2020.01.15
- DVプログラム グリーンカード当選関連情報
今回で5回目の連載です。グリーンカード抽選プログラム(DVプログラム)に当選した後の必要書類と手続きについて説明します。
面接前にアメリカ大使館に郵送する資料
日本国内でグリーンカードの発給手続きのために、面接を受け、その際に必要な書類を提出しますが、国内での面接場所は東京のアメリカ大使館か那覇の領事館のどちらかで受ける事ができます。
なお、どちらで面接を希望するかは、DVプログラム当選後の最初の手続きとなる外国人登録DS-260の段階で選択します。
今回は日本国内の面接で圧倒的に多くの方が選択される会場となる、アメリカ大使館面接での実例を元にして説明します。
DVプログラムに当選後、DS-260の記載と登録を完了したら、後はケースナンバーの進行状況を確かめながら面接通知を待ち、面接日当日に各種資料や書類を持参すればよかったのですが、2019年から面接前に一部の資料を郵送するように通知が届くようになりました。
また、この郵送物もDV-2020の手続きから追加されており、現状では下記の資料をアメリカ大使館に送付することが求められています。
- 大使館からのメールをプリントアウトしたもの(必ず資料の一番上にすること)
- 戸籍抄本(出生証明書、婚姻証明書に該当)原本と翻訳書面全て
- 当選者本人高校の卒業証明書、それ以上の学歴もあればその卒業証明書
- 過去6ヶ月以内に撮影した、白い背景のVISA用写真。メガネ禁止(全員)
- 該当する場合兵役証明
- 該当する場合犯罪歴
資料送付の注意点
アメリカ大使館からの資料送付要請は現状では英文です。郵送はレターパックかその他の書留郵便を使い、追跡するよう指示されています。
本文中に明記されている郵送物は原文で下記の通りです。
- Proof of education higher than High school diploma (Original diploma / school transcripts) for 当選者本人名
- Original family register
- Two photos with white background taken within last six months (no eye glasses)* for all applicants
- Proof of military service, if applicable
- Criminal records, if any
しかし、メールをよく読むと「このメールを一番上に置くように」と書かれています。先に日本語にしたリストで説明しているとおり、メールをプリントして送付物の一番上に置きます。
このメールには面接日程や、当選者の名前も記載されているので、資料受領後に大使館が書類を対象者毎に整理するために支持されているわけです。
指示どおり準備しておいた資料を送付したら、後は面接日に手元に残った資料を持参すればよいのです。
送付する資料の一覧を見ると、ビザ発給の合否を決定付けるための重要資料がいくつも含まれていることからも、迅速にビザを発給するための事前処理であることは言うまでもありません。
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