DV-2021結果発表!日本人当選者は532人
- 2020.08.20
- DVプログラム グリーンカード当選関連情報
DV-2021のリザルトが発表されました。
昨年実施されたDV-2021は、コロナ禍で抽選結果の確認開始が5月から6月にずれこみました。リザルトも例年なら7月に発表されるのですが、やはりこれも一ヶ月遅れて、日本時間で本日8月20日にリザルトが発表された、その内容を確認しました。
有効応募者数は前年度DV-2020から54%の減少
DV-2021の全世界からの有効応募数は6,741,128件となり、DV-2020の14,722,798件から約54%も減少しています。この大幅な減少は、DV-2021から追加された条件の有効なパスポート情報の記載によるもので、不正な応募を除外するために有効な措置として追加された条件が、狙い通りの効果を得る事に繋がりました。
当選確率は3倍強に増加
有効応募数6,741,128件の中からの当選数は132,404件となっており当選確率は1.96%となり、この数はDV-2020から3倍強の増加となっています。
DV-2021 | DV-2020 | DV-2019 | DV-2018 | |
日本人当選者数 | 532 | 333 | 376 | 263 |
アジア当選者数 | 25,408 | 15,941 | 15,619 | 15,997 |
全世界当選者数 | 132,404 | 83,584 | 87,610 | 115,968 |
当選確率 | 1.96% | 0.56% | 0.61% | 0.79 |
パスポート情報が追加され、応募者は半減しましたが当選者は倍以上選出したDV-2021は、例年とは明らかに異なる面接の推移が予想されます。一例として、日本人当選者を含むアジア当選者数は6年ぶりに2万件を越えています。
ケースナンバーの大きさですが、今回グリーンカードジェーピーで確認できている当選者で最大は36,000番代となっており、今後のケースナンバー推移状況を見ながら、面接月を確認し、早めにCURRENTが出現するのを待ちたいところです、7年前のDV-2014のケースナンバー推移が近似値として現状では一番近いのですが、この年度は残念なことに13,350番以上のケースナンバーはカットオフされています。過去5年連続でCURRENTが出現してますので、DV-2021もCURRENTが出ることを願い、面接を待ちたいところです。
日本人の5人に1人がグリーンカードジェーピーから当選
DV-2021ではグリーンカードジェーピーから過去最多となる94名の当選者が出ています。つまり日本人の5人に1人がグリーンカードジェーピーから当選しているという計算になります。
応募条件にパスポートが追加されるという情報を2019年の6月時点で確認。いち早くシステムの対応を行い、8月から応募受付を開始した結果、その時点でパスポートを取得していない方にも余裕ができて10月のエントリーに間に合うよう応募出来た事もあり、当選者は昨年の43名から倍増するという結果に繋がりました。
DV-2022の実施について
前年度のリザルトには今期のDVプログラム実施の有無が判断出来る情報も含まれています。本日確認したDV-2021のリザルトにもDV-2022の実施について言及されており、実施はほぼ確実です。明確な時期や応募要項はまだ発表されていません。DV-2021の抽選結果確認や、リザルト発表が例年より一ヶ月遅れるという流れにもなっているため、DV-2022の実施時期もこの流れを受けて、申請開始が11月になる可能性もあります。(例年の申請期間は10月からの約一ヶ月)
いずれにしてもコロナ禍の中、異例な流れとなっているのが現状です。DV-2022の実施予告が出たことで、リーンカードジェーピーのDV-2022申込み開始は9月から開始予定です。
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