無効にされた移民ビザの権利を取り戻すために協力してください。

無効にされた移民ビザの権利を取り戻すために協力してください。

みなさん移民ビザ復権のため署名をお願いします!

世界中の多くのDV当選者が移民ビザを無効にされています。その影響を受けているのは、DV-2020で当選し、下記記事中にあるように2020年9月にDVプログラムの面接を受ける事ができ、移民ビザの発行を受けたにもかかわらず、そのビザの期限までにアメリカに入国出来なくなり、グリーンカードを取得する事も出来なくなった方々です。

復権を訴える署名活動が起きています。移民ビザまで取得したにもかかわらず、その権利を奪われた方々の復権のため、署名をお願いします。

みなさん、まずは下記サイトにてDV当選者の権利を守るべく、署名にご協力ください。

2021年1月11日追記

請願文書の日本語要約

件名:DVプログラム当選者の夢を破滅させる移民停止を阻止します。
提起日:2021年1月2日S.Bによって提起されました。

請願本文:移民多様化ビザプログラムは多様性を促進し、合法的移民を通じて経済を推進します。
トランプ政権は、パンデミックを口実として移民多様化ビザプログラムを阻止するという目標を達成するために、移民多様化ビザの処理を停止しました。
メタ連邦判事は、9月にDV2020事案を処理するよう政府に命じ、数千の移民ビザが発行されました。トランプ政権は移民停止を延長することで、それらの人々を再び移民禁止にしました。
バイデン政権は、KCCとアメリカ大使館に、DV2021のケースを「ミッションクリティカル」なケースとして処理するように直ちに指示する必要があります。バイデン大統領がDV2020ビザ保有者を支援するために移民停止を解除し、KCCにDV2021事案に取り組むよう指示するよう請願します。

WE the PEOPLE
Remove the damaging immigration bans that destroy the dreams of DV Lottery winners

請願書への署名は「WE the PEOPLE」のサイトから出来ます!みなさんご協力下さい。

2021年1月15日追記

この記事を作成時に請願書への署名手順で、受信メールに関わる手順の説明を省略していましたが、「画面の手順では署名まで完了出来ない」との指摘を受けまして、見直したところ、確かに受信メールも含めて説明しなければ署名まで完了した説明になっていないと判断し、今回はその点も追加して詳細を説明しました。

また14日まで新規アカウントの作成後に署名する方法をご案内していましたが、手続きをされた当選者の方から、該当の請願書に署名するだけならば、アカウントの作成を省略でき、すぐに署名を完了することができるとの連絡を受け、本日アカウントの作成方法については編集して省略いたしました。

 

【手順1】請願書のページにアクセスしてください。下記URLになります。

WE the PEOPLE

Remove the damaging immigration bans that destroy the dreams of DV Lottery winners

https://petitions.whitehouse.gov/petition/remove-damaging-immigration-bans-destroy-dreams-dv-lottery-winners

▲【手順2】請願のタイトルで、DV当選者復権の請願ページと確認出来たら、赤枠内に名前、名字をローマ字(半角英数)で入力し、その下に登録したアドレスを入力します。小さなチェックボックスがありますので、そこにもチェックを入れてください。その後「Sign Now」をクリックします。

▲【手順3】枠内の表示が変わります。メール認証で署名を完了するようにと記載されています。

▲【手順4】すぐに画面のようなメールが送られてきます。請願の内容が記載されています。赤枠内「クリックして署名を確認してください」という表示をクリックします。※このメールを受信してから48時間以内にクリックしないとURLが無効になりますのでご留意下さい。

▲【署名完了!】メール内のリンクをクリックすると上の画面が表示されるはずです。赤枠内に「下記の請願への署名が完了しました」と表示されているはずです。これで署名完了です!

わずか数分でアメリカ永住の権利を奪われている人達を救済出来るかもしれない署名活動に参加していただけます。ぜひご協力ください!

なぜ彼らがアメリカ永住の権利を奪われたのか、その経緯を下記で説明します。

トランプに奪われたDV当選者の権利

2020年COVID-19の世界的な感染拡大で、DVプログラムにも多大な影響がでました。その一つとして、トランプは2020年4月22日に移民停止の大統領令PP10014を発令し、DVプログラムを含む移民を停止しました。その後世界中で訴訟が起こり、9月には連邦裁判所が速やかにDV-2020当選者の面接手続きを進めるよう、政府に命じ、年度末ギリギリの半月の間に手続きを進めることが出来た方がDV-2020の移民ビザを取得できたのです。グリーンカードジェーピーでも全力で情報提供とサポートを行い、10数名(ご家族を含めると20名以上)のDV-2020当選者の方が移民ビザを取得することができました。

2021年1月11日追記:要するに2020年9月に移民停止の大統領令PP10014に対して、DVプログラムの手続き不対応に不整合があると連邦裁判所が判断したのです。その結果急遽面接が再開されて、DV-2020の移民ビザを取得出来た方がいるのです。

しかし移民ビザを取得しても、規定されている健康診断の期限内にアメリカに入国してグリーンカードを有効化(この手続きをアクティベートと言います)しなければならないのです。この手続きを行って初めてアメリカ永住権を得る事が出来ます。移民ビザの期限内にこのアクティベートが出来なかったらグリーンカードを取得出来ません。つまり移民の権利を得たのにその権利が無くなるのです。

何とか9月の面接を受ける事が出来た当選者の方も、その時点で12月31日まで有効だった大統領令PP10014によって1月以降でなければグリーンカードをアクティベートすることが出来ないという状況でした。この時点で願うのはバイデン氏が大統領戦に勝利すること。トランプのままでは移民への弾圧は続きかねないのです。結果的に11月の選挙でバイデン氏が勝利し、PP10014も延長されることはないだろうと世界中に安堵感が広がっていましたが、トランプは自身が大統領である間に世界を混乱させるような外交政策に乗り出し、移民政策に関してもアメリカ時間の12月31日にPP10014を2021年3月31日まで延長するという暴挙に出たのです。

トランプは、2020年9月にようやく権利を復活し移民ビザを取得出来た世界中のDV-2020当選者の権利を再び奪ったのです。COVID-19のパンデミックを口実にして、家族を分断し、職を奪い、財産も奪うような行為を平然と行い、人々の未来を躊躇なくかき回して夢を破壊したのです。

復権を求めて動き出した人達

2021年1月1日には、移民ビザの有効期限が迫っていた当選者の方が、PP10014の解除にタイミングを合わせてグリーンカードをアクティベートするために成田から渡米するため搭乗手続きを行っていました。フライト直前の領事センター確認では問題なく移民の手続きは出来るという判断でした。誰もがこの日にPP10014が解除されると判断していたのです。

ところが、手続きを終えて搭乗口に移動中、フライトの1時間前にPP10014の延長が確定して、急遽フライトをキャンセルされたのです。

私もPP10014の解除情報などをつかもうとアラートを張って年末年始の情報サーチを行っていたのですが、日本時間の2020年12月31日にはPP10014が延長される動きがあるという、海外メディアの情報を確認していました。不穏な時間でした。そして日付が変わった日本時間2021年1月1日、Twitterの情報をこまめに監視していたDV-2020当選者の方や在米のDV-2021当選者の方、米国のサポーターから続々とPP10014延長が確定的になったという知らせが入りはじめました。

DV-2020当選者でグリーンカードのアクティベートをしなければならない方のほとんどが移民ビザの有効期限が2021年3月中です。緊急対応で対象者の方達に連絡を取り、アメリカ大使館にビザの期限延長手続きについて問い合わせてみるように促しましたが、アメリカ大使館からの回答は「No」でした。トランプの現政権下で杓子定規の対応です。トランプはそれも見越して大統領令PP10014を延長したのでしょう。

しかし、世界中の人々から躊躇なく既得権を奪ったトランプの行動に対しては、すぐに抵抗と批判が起こり始めました。私もすぐさまホワイトハウス宛にDV-2020移民ビザの期限延長に関する請願書をメールで送りました、それはもちろんバイデン次期大統領に向けてのものです。彼の就任を見届けて、何度でも送り続けるシナリオを描いています。

その最中、DV-2021当選者で在米されているWさんから、今回のWE the PEOPLE
Remove the damaging immigration bans that destroy the dreams of DV Lottery winners 署名活動に関する陳情運動の情報提供をいただきました。

グリーンカードジェーピーをご利用いただき、DVプログラムに当選された方、今後DVプログラムにエントリーして夢をつかもうと願っている方、すでにグリーンカードを取得してアメリカに移住されている方、様々な人達が同士の力になろうと、今日も情報を提供してくださっています。

チャンスをつかみ、つかんだチャンスを手放さないようにしていただきたいと思っています。

皆様、消えかけている灯を再び灯すためにご協力ください。2021年2月1日までに約85,000人の署名が必要です。DV-2020当選者の未来のために署名をお願いします。

WE the PEOPLE
Remove the damaging immigration bans that destroy the dreams of DV Lottery winners