DV-2021当選。念願かなってハワイ移住したNさんのお話し。
- 2021.07.08
- アメリカ移住者の声「Hello!アメリカンライフ」
DV-2021に当選したNさんのサポートを開始したのは2020年の6月。Nさんがグリーンカードを取りたいと思ったきっかけは、ハワイで暮らす娘さんファミリーと一緒に暮らしたいとの思いからでした。
4月から面接が開始されたDV-2021
DV-2021の面接は本来ならば2020年10月から開始され、Nさんは1月が面接予定となっていましたが、退任前のトランプ前大統領が1月初日に移民停止の大統領令を延長しました。これによって国務省の業務も停止したままとなったのですが、バイデン大統領が2月24日にこの大統領令を無効にして面接が流れ始めました。
関連情報:DV-2021面接が始まります
Nさんは4月に面接日が決定され、6月にアメリカ大使館で面接を受けることになりました。偶然にもサポート開始からちょうど1年目の日が面接日となりました。
6月、面接終了。移民ビザを取得
Nさんは諸事情で移民ビザが取得できるか心配されていましたが結果は「Everything is good! You approved!!」ということで無事に移民ビザを取得することができました。
面接終了後すぐに、嬉しさ一杯の心境をメールでご連絡いただきました。
出発前にお話を聞かせていただきました。
Nさんは移民ビザ発給が決定するとすぐにハワイ入国の準備を開始しました。大使館からのパスポート返送を受けてすぐに移民費用の支払いや諸手続きを済ませ、ハワイ入国のためにPCR検査、フライトを予約しました。
PCR検査の当日、検査終了後に直接Nさんにお会いして、改めて当選を祝福し、入国時の手続きや審査内容についてお話しました。
このときもハワイで暮らす娘さんファミリーのことを沢山お話しいただき、合流されるのを本当に楽しみにされている事が伝わってきました。準備は万全。2日後にはハワイへのフライトです。
わずか24日でグリーンカード取得手続き完了
面接前に受診する健康診断の有効期限が移民ビザの有効期限として設定されます。この有効期限は最長で約6ヶ月となり、それまでにアメリカに入国してグリーンカードの発給手続き(アクティベート)を行わなければなりません。Nさんは移民ビザ発給からわずか24日でハワイに入国されました。
当日はフライト直前まで、空港の様子などをお伝えいただきました。関西国際空港からの出発となりました。成田同様、関空も人気がなく閑散としています。
入国時は通常、別室案内でCBPによる審査手続きを受けるのですが、今回のハワイ入国時は人数がかなり少なく、そのまま入管ゲートで手続きを行ってくれたということです。
この時審査してくれた職員はDVでの移民手続きが初めてだったらしく、周囲にいた数名の職員も駆けつけ、手続きをサポートしてくれて、フレンドリーなやり取りで手続きは完了したそうです。
娘さんファミリーとの再会
空港には息子(娘婿)さんとひとり目のお孫さんがお迎えにきてくれて、普段は人見知りするお孫さんもすぐに慣れてくれたそうです。
Nさんがハワイ入国を急がれていたのは二人目のお孫さんがお生まれになる予定日が近いこともあり、面接後の渡米準備もすぐに進められていたのですが、入国の一週間前に予定日よりも早く出産されていたとのこと。
生後一週間の二人目のお孫さんに会うためにもCOVID-19の対策が先決ということで、息子さんと合流したNさんはハワイ到着後も念のためにPCR検査を受診したそうです。
その後もすぐにハワイでは有名なドラッグストア「ロングスドラッグス」でワクチン接種を受けたそうです。アメリカは現状ではメインランドでもハワイでもがすぐにワクチン接種できるようになっていますね。
そしてやっと叶った娘さんとの再会は、まさに感無量だったそうです。離れ離れで暮らし、お互いに色々としんどいこともあり、それを乗り越えて夢が叶ったと伝えていただきました。
長年の夢が叶って、娘さん家族と合流できたNさん。約一ヶ月の滞在後、一旦日本に帰国して本格的にハワイ移住の準備をして、年内には完全移住を果たしたいとのことでした。
これからは可愛らしいお孫さんや、再会を待ち望んでいた娘さん。その家族とずっと一緒にいることができるようになりました。本当によかったです。
Nさんは今後も時折ハワイから現地の生活やお仕事など近況を伝えていただけるとのこと。私も興味津々です。楽しみにしています!
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