2021年10月グリーンカード取得手続きin Hawaii

2021年10月グリーンカード取得手続きin Hawaii

2019年に実施されたアメリカ抽選グリーンカード、DV-2021で当選したM.Iさん。この9月に無事アメリカ大使館での面接を終えて移民ビザが発行されました。できるだけ早めの渡米でグリーンカード取得手続き(グリーンカードアクティベート)まで完了させておきたいということで、すぐにホノルル行きのチケットを取ったそうです。今回は最新のハワイ入国手続きでのアクティベートレポートをお寄せいただきました。素敵な写真もお送りいただいたので、一緒にご紹介します。

入国先をハワイにした理由

グリーンカードをアクティベートしない事にはまだ安心できないのと、早めに移住準備に専念したいという気持ちが大きかったので、ビザ発行後すぐに移民局への支払いを 済ませ、10月のホノルル行きのチケットを取りました。

ハワイにした理由は、グアム島は現地で 入国後の隔離がありプラス日本帰国後の2週間の隔離(10日目からは陰性の証明で解除されるようです_10月13日現在)を入れると長期間、在宅以外の仕事を休まなくてはならなかったの で、できるだけ仕事を休まなくて良い方法を取りました。

出発当日の羽田空港は、21時過ぎの便だったこともあり搭乗客は殆どおらず、グランドスタッフさん、空港職員さんと、お客さんが同じくらいの人数で、機内もガラガラでした。ぱっと見た感 じでは日本人は数人だったので、まだ日本帰国後14日間の自宅隔離があるからかもしれません。

私の場合は、日本とハワイでのハワイ州指定病院でのPCR検査と、帰国時のレンタカー手配だけで7万円程かかりました。結構な出費です..。

都内の宣言解除で入国時の対策も少し緩和されるかもと思ったのですが依然厳しくしているようです。居住者としては安全対策はありがたい話ではありますね。

機内は、コロナ対策という訳ではないかもしれませんが、空調が効いてとても寒かったです。ただ、人数が少ないこともありCAさんが色々気にかけてくださって、たまに温かい飲み物を持ってきくださったり沢山話しかけてくださったり、良い点もありました!

初めてのハワイ。空港も素敵な雰囲気でした。

定刻通りにダニエルKイノウエ空港に到着すると、すぐに入国審査のゲートに到着しました。機内アナウンスにて、降機してから入国審査ゲートまでお手洗いはありませんと流れたので、機内で身だしなみやお化粧を済ませて、降機してからは緊張しつつ歩きました。

空港職員の皆さんが Aloha! と出迎えてくれます。私は初ハワイだったのですが、ホノルル空港の古いアメリカの雰囲気が残っている感じが素敵だなと思いました。

すぐに審査ゲートに到着し、最初に写真撮影と指紋採取です。余談ですが私は撮影の仕事をしてる関係で、フィルムの薬剤により手の皮膚と指紋が大変薄く、目で見てもわかりにくい程なので当然、毎回採取が困難なのですが、今回も5分ほどかけて、スポーツマンぽい雰囲気のオフィサーが何度もトライしてくれました。申し訳ないです。

その後に、日本から持参した資料を渡すと別室に案内されました。案内してくれたのは女性のオフィサーさんで日本語で話してくださいました。私はてっきりオフィサーさんが待ってる部屋だと思ってHello! と大声で言いつつ入ってしまったんですが、ビザ関係のお客さんが何人か待機してる普通の待合室でした。ちなみに誰も挨拶返してくれませんでした(笑)

グリーンカードアクティベート手続き

10分ほど待つと名前を呼ばれてオフィサーと質疑応答になります。 質問は、自分の名前、両親の名前(What’s your mother’s first name?と聞かれたのに、何故か間違って母の旧姓を答えてしまったら、すごく怪訝な顔をされましたが、すぐ気付いて言い直したら問題なかったです)

直近のアメリカ入国の期間と目的、現在の住所、過去にビザを却下された事があるか、グリーンカードの送付先についての情報など比較的細かく聞かれました。

私は住所をアメリカ在住の移民弁護士さんのオフィスにしているのですが、その点についても確認されました。 帰りのフライトはサンフランシスコ経由だったので、「何故、サンフランシスコへ行くのか?」「用事があるのか?」など気にされてました。(勿論、チケットが安かったからです)

少し意外だったのは、DV Lottery を知ったきっかけや何回応募したか、応募してからどのくらい待ったのか?当たってどう思った?なども聞かれた事です。

オフィサーさんはご婦人で、他のオフィサーさんと話してる感じですと、DVの処理はあまり経験がなかったらしく、もしかしたら色々と興味を持って聞いてくださったのかもしれません。

処理中に他のオフィサーさん達も処理の応援で集まってきて、最後にShe is done! と担当オフィサーが言った後に、他のオフィサーさんがWelcome to USA! と言って祝福してくれました。 嬉しかったです。

チャレンジする人間を応援してくれるアメリカの文化が私は好きです。そして、 そういう時にとっさに英語で気の利いた事が言える様になりたいなぁ、と思いました。

その後は税関検査です。所持金とスーツケースの中身などはきちんと調べられました。私はスーツ ケースにフリーズドライの日本食を入れて海外に行きがちなのですが、今回はやめておいてよかっ たです。

ホノルル空港の移民オフィサーや職員の皆さんとても暖かくて優しい人達でした。ありがとうご ざいます!お世話になりました。

私のアメリカ移住はここからがスタートです! これからアクティベートの皆様もきっと素晴らしい瞬間が訪れます様にお祈りしています!

たった2泊のハワイでのステイの中で、海水浴、ビーチヨガ、ハワイアンロミロミマッサージ(おすすめです)ショッピング、美術館、一期一会の出会い、どれも大切な思い出ができました!

今度はもっと長く、数週間くらいの滞在でヨガやマリンスポーツをしながらゆっくり過ごしたい です。

ハワイのCOVID-19規制の状況などについて

ハワイ現地では、ワクチン英文証明書の提示は、お店の店員さんの判断に任されている様で、レストランでも提示した場合としない場合があり、対応はまちまちでした(証明書は役所で英文発行のものを写メでも構いません)
私の場合は、レストラン以外の場所で証明書を求められたのは、美術館に行った時だけでした。
その他には、マスク着用で入る様にとの張り紙はどの場所にもありましたが、街にはしてない人も多少居ました‥。
ハワイ州指定の日本と現地でのPCR 検査証明書は、いずれも空港でしか使いませんでした。

日本の空港に着いてからのPCR検査の情報です。

10月15日現在の情報となります。私は成田空港着だったのですが、日本に入国する乗客はアメリカ軍の関係者の方や日本人も数えられる程で少ない人数でしたが、降機してから検査など含めて出国ロビーに着くまで2時間半程かかりました。プロセスが沢山あり、乗客が多い場合はもっと時間がかかる事もある様です。
空港職員さんのお話ですと、18時半は超えられないとの規制があるらしく、私が予約していたレンタカー店が閉まることは無かったので助かりました。もしも、これから帰国の際に、ハイヤーを予約している場合や、どなたかに迎えに来てもらう際には、時間が読めない旨は伝えておいた方が良いかもしれません。
自宅隔離中はSOSというアプリで、毎日の健康チェックと家にいる事を送信します。そして、今のところは毎日、携帯にAI から電話がかかってきて家に居る事がわかるビデオを共有します。不思議な感じです。
早くコロナが落ち着いて、気軽に海外に行ける日が戻ってくると良いです!

旅行や仕事、留学などでハワイに住んだ経験があり、DVプログラムに応募して当選される方も多く、アクティベートの入国地としてもハワイ、グアムは人気です。

今回M.Iさんのクティベートを担当されたオフィサーもフレンドリーな方だったようで、手続きも和やかに進み無事にアクティベート完了できてよかったですね。

短い日程でしたがM.Iさんもハワイを満喫されたようで、やっと一息つけたようで本当によかったで

COVID-19の関連情報も現地状況、帰国後の隔離状況まで詳しくお伝えいただきました。M.Iさんご自身が今回の渡航で最も不安だったことなので、直近の状況を皆様と共有できればという思いから、追記でお寄せいただいた情報となります。

グリーンカードを取得して、すでにハワイに移住されている当選者の方もたくさんいて、私も二年前に現地取材に出かける予定でしたが、それがコロナでキャンセルに…。

コロナの終息が見えてきて、渡航制限が緩和されてきたら私もぜひ訪れてみたいと思います。