DV-2021グリーンカード取得手続きinグアム11月

DV-2021グリーンカード取得手続きinグアム11月

DV-2021ではトランプ前大統領の移民停止の大統領令が解除されて、面接が4月から断続的に進み、同時期くらいに多くの当選者の皆様が移民ビザを取得されました。

COVID-19影響下では渡米も通常のように簡単な手続きだけではすみませんし、感染状況にもよって制限が厳しくなったり緩和されたりとするため、多くの方が移民ビザの有効期限内に早め早めの行動をとって入国手続を行っています。

今回は11月にグアムでのグリーンカード取得手続きを終えられたM.Tさんから早速入国時のレポートを寄せていただきましたのでご紹介いたします。

2021年11月グアムでのグリーンカード取得手続き

11月の初めに、グアムへグリーンカードアクティベートのための入国をしてきました。日本への帰国のために現地で取得するCOVID-19陰性証明書と、帰国後の公共交通機関利用制限と待機期間がネックですが、それが期限の年内に緩和されるか不明だったため、行けるときに行こうと、このタイミングになりました。Immigrant feeはあらかじめオンラインで支払っておきました。

抽選グリーンカード(DV)の移民ビザを取得すると、有効期限内にアメリカに入国するのですが、その前に移民費用(Immigrant fee)を支払います。この支払をしておかないと、入国を果たしてもグリーンカードは発給されないので注意が必要です。

出発の成田空港は、人はまばらで、多くの店は閉じていました。チェックイン時に国内で事前に取得した陰性証明書を提出します。機内は、小さめの飛行機であることと、日本からグアムへの1日1本の唯一の便であることもあり、3分の1ほどの席は埋まっていました。3時間強のフライトで食事も出るので、あっという間にグアムに到着です。

グアムでのグリーンカード取得手続き

到着後は、検温をしていよいよ入国です。入国手続きは全員同じ一列のみで、迷うことなく並べました。順番が来ると、担当者にオレンジパッケージとパスポートを渡し、顔の写真を撮られます。健康診断で貰ったx-raysのディスクも渡そうとしましたが、不要と言われました。そこで聞かれたのは、グアムに来るのは初めてか、くらいでした。それから待合室のような大きめの別室へ連れられて向かいました。

別室にて、最初はグリーンカード送付先住所が正しいかの確認です。オレンジパッケージのその住所欄の横にサインを求められ、そこへの電話番号も聞かれました。その場所に住むのかと聞かれ、まだ検討中であると伝えました。パッケージの中身を確認するから椅子に座って待つようにと指示があり、従います。しばらく待つと担当者が来て、カード届け先住所が変わるなら連絡をすること、カードが届くまで1年以内はこのビザが代わりになると説明を受けました。この10分ほどで手続きは完了で、あとは通常通り税関審査を通って出るだけです。

帰国のためのCOVID-19陰性証明取得

グアム内での陰性証明書の取得ですが、グアム政府観光局が海外旅行者向けにPCRテストとワクチン接種を受けられる会場を用意しているので、そこを利用しました。旅行者は出発の2日前に検査を受けることが勧められているのですが、検査後24時間で結果を貰えたので、急ぐならここで1日分滞在期間を短縮することもできたのかもしれません。

コロナ禍の旅行者減少により、旅行者向けの多くの店やレストランは、時短営業をしているか閉まっています。店内飲食には、ワクチン接種証明の提示と、名前と連絡先の記入が必須です。色々制限はありますが、ホテルそばのビーチの散策をしたり、リラックスした時間を過ごせました。

大きなトラブルなく初入国から帰国までを済ませることができました。次はグリーンカードとSSNの送付待ちですが、ひとまず肩の荷がおり、ほっとしています。

10月、11月とグアム、ハワイ、LAなどグリーンカードのアクティベートを行うための入国が続きました。COVID-19影響下では、まだまだ渡航者も少なく、手続きも通常以上に早く行われているので、それはちょっとしたメリットですが、早く以前のように気軽に渡航できる日が来るのが待ち遠しいですね。M.Tさんも今後数ヶ月以内にはグリーンカードを受け取り、アメリカの永住権を取得されます。本格移住開始までもうひと頑張りですね。