DV-2021 グリーンカード取得手続き in グアム 12 月(夫婦2名でのアクティベート)

DV-2021 グリーンカード取得手続き in グアム 12 月(夫婦2名でのアクティベート)
2021年11月中旬以降、またも感染拡大の懸念が世界中で話題となり始めたCOVID-19の変異種オミクロン株。アメリカや日本もクリスマスシーズンを前にして厳格な水際対策で、入出国規制を強化しはじめました。グリーンカードのアクティベートは移民ビザの期限内に行う必要があるため、規制の内容次第では手続きができなくなる可能性もあります。今回グアムでアクティベートを行ったYさんご夫妻は秋頃からアクティベートの渡航計画をねられており、今回はまさに絶妙なタイミングで規制強化前ギリギリでの出入国手続きをされました。

成田空港からグアム~アクティベート(12 月3日)

成田発 17:30 の予定でしたが、コロナ禍に加えてオミクロン株の出現により、滑り込みで航 空機を利用する人が多かったのか?乗り継ぎ便の遅延とやらで、1時間遅れの 18:30 発と なりました。 出発が遅れましたが、新型コロナのワクチン接種証明書と72時間以内に実施した PCR 検査の陰性証明書をチェックインカウンターに提出(スタッフの確認のみ)その後は何事もな く無事出国しました。

機内は、結構な乗客がおり、(半分以上の席が埋まっていました。)指定した座席から変更も ありました。
グアム到着は、現地時間の 23:30 頃でした。

あまりにもあっさりの入国手続

当然のことながら、この時期はほとんどの乗客が外国人(帰国者?)でした。

空港係員に「We are new immigrants」 と告げると、他の乗客とは異なるカウンターに行くように指示されましたので、それに従う と、係員からパスポートとオレンジパッケージを提出するように言われました。 その後、その場でいつもの入国手続きと同じように顔写真を撮影(カウンターのカメラを見 るように言われたのみ)、指紋の採取も質問もないまま、そこに来た別の係員から「follow me」と言われたので、言われるままについて行きました。 すぐ近くの別室に通され、椅子でしばらく待つように言われました。 係員は全員で3人、提出したパスポートとオレンジパッケージを開封し、何やら作業をして いました。 係員と我々以外に誰もいない部屋で10分ほど座って待っていると、女性の係員が名前を呼んだので、その部屋の中にあるカウンターまで行きました。

あらかじめいくつか質問されることを想定して回答を準備していましたが、女性スタッフ が我々に聞いて来た質問は、

  • いつごろアメリカに引っ越すのか?
  • グリーンカード送付先の住所は、オレンジのパッケージに記載の場所(カリフォルニア州トーランス)でいいのか?

の2点だけで、あとは、もし送付先が変わったら連絡するように言われ、パスポートにスタ ンプを押してくれ、アクティベートは完了しました。

もっと、英語でいろんな質問をされるなど、大汗をかきながら最後の試練くらいの気持ちで の手続きを想定していましたので、正直拍子抜けでした。

簡単ではありますが、これまでグリーンカードジェーピーの担当者様からの手厚いサポー トのおかげで、無事アクティベートを完了したわけですが、特に感動の瞬間もなく終了して しまいました。 あとは、部屋から出て、通常どおり預け荷物を受け取り、税関を通過して入国しました。 その後、予約していたレンタカーを借り、宿泊先に向かいました。 グアム到着から、手続きを完了し、空港を出るまでにかかった時間は、1時間弱でした。

グアムでの PCR 検査

帰国に必要な PCR 検査の陰性証明書については、事前に日本から、タモンにある「グアム 旅行者クリニック」というところに予約しておきました。 ここは、日本人常駐で日本語対応のクリニックで、コロナ禍になる前は、グアムに来る多く の日本人旅行者が怪我や急病になったときに、海外旅行保険を適用して治療を行ってくれ る病院だったようですが、観光客がいなくなった現在は、PCR 検査の手続き代行を行って おり、宿泊先ホテルから検査会場までの往復送迎から、検査結果(陰性証明書)のホテルへ の配達までをやってくれました。(1人210ドル)

島内には、1人50ドルで PCR 検査をやってくれるクリニックがあるようでしたが、厚労 省指定フォーム対応か否かわからなかったこともあり、かなり割高ではありましたが、安心を買うつもりでお願いしました。

グアムの現状

現地の友人と一緒にバーなどの飲食店に行きましたが、店のスタッフはマスクをしている 人もいますが、客のほぼ全員はマスクもせずに飲食していました。 また、入店時にチェックするワクチン接種証明書についても、細かく確認することはなく、 店側で用意してあるノートに名前と連絡先を書いて OK みたいな感じのところもありまし た。

屋外については、マスクをしている人はほとんどいませんでした。 地元の友人は、ワクチンパスポートと自動車免許証をスマホで写真を撮り、提示を求められ た際は、その写真を見せていました。 飲食店は、徐々にではありますが、フルタイムで営業を始めていました。 しかし、観光客相手の免税店やお土産店などは、週末の午後からなどの営業となっていまし た。


帰国~成田空港にて

オミクロン株の感染拡大により、日本への入国がままならない状態の中での帰国となった ため、飛行機の乗客は少ないと思っていましたが、何でこんなに?と思うほどの乗客が席を 埋め尽くしていました。

ほぼ満席の状態で、日本に入国する人は我々を含め 15 人ほどでした。 その他の人は乗り継ぎの人たちでした。 機内で配布された誓約書などの書類を手に、係員の指示に従っていろんなチェックを受け、 唾液による PCR 検査を実施し、結果が出て帰国の手続きが完了するまでに到着から約 4 時間を要しました。

これについては、コロナ禍に加え、オミクロン株の感染拡大が影響したことによるもので、 アメリカへの入国については、12 月 6 日以降、24 時間以内の PCR 検査の陰性証明書が必要となり、ますます入国しづらい状況になっています。 そんな中、グリーンカードジェーピーの担当者様の手厚いサポートにより、無事にアクティ ベートを完了させることができました。

残すは、グリーンカードと SSN が届くのを待つばかりです。 最後までよろしくお願いいたします。

今回のアクティベートも含めて、DV-2021では様々な局面でCOVID-19の影響がでました。面接が停止されたり、急遽再開したり、通常のように面接順が設定されなかったり。Yさんご夫妻はグリーンカード取得を切望されていましたから、抱えられていた不安も大きかったと思います。そしてまた、オミクロン株という新たな脅威による入国規制強化前にやっとアクティベートとなりましたが、あまりにもあっさりとした入国手続で、今までの緊張と不安がいっぺんに吹き飛んだのではないでしょうか。後はグリーンカードの到着を待つのみですが、今後も本格移住開始まで何かと問題も生じると思います。そんな時にもお気軽にグリーンカードジェーピーにご相談下さいね。