DV-2022グリーンカード取得手続き in LA

DV-2022グリーンカード取得手続き in LA

今回は2020年に実施されたDV-2022プログラムで当選されたOさんとそのご家族のアクティベートレポートです。

OさんはDV-2022応募時から既にアメリカを生活の拠点としておられ、お子様も現地の学校に通っています。DV-2022の当選を確認した2021年5月当時は、COVID-19の感染拡大で、日本国内では東京や大阪などで緊急事態宣言の真っ只中。アメリカ国内ではCOVID-19は収束ムードとなりつつありましたが、渡航は厳しく制限されていました。

このような事情や、既にアメリカに本拠を構えているという状況もあり、当初Oさんはアメリカ国内で行う、非移民ビザから移民ビザへの調整(AOS)を行うことも検討されていました。

しかし、いろいろな条件や手続きを相談の結果、一時的に日本に帰国し、アメリカ大使館での面接を行うことになり、この度無事に移民ビザを取得し6月17日にロサンゼルスにてグリーンカードをアクティベートされました。

今回はアクティベートの状況とグリーンカード取得までの道のりを振り返ってご感想をいただきました。

ロサンゼルスでグリーンカードをアクティベート

家族4人で、シンガポール航空の便で6月17日、ロサンゼルスに到着しました。機内は、コロナ規制緩和の直後でしたが、意外に空いていました。当選後からの1年間は、色々な問題もあり、本当にグリーンカードがもらえるのか、まだ不安を感じながら機中過ごしました。

飛行機を降り、これまでの入国(Oビザ)通りの流れに案内され、別室に通されることなく、いつも通りの入管で、職員の方にパスポートを見せますと、書類を出してくださいと言われ、家族4人、約15分程度で作業が終わりました。職員の方は、我々のデータ入力に忙しく、かけられた言葉は、以下の通りです。
「日本からの飛行機搭乗時間は、何時間?」
「前は、Oビザでしたが、どんな仕事をしましたか?」
「現金は、どれくらいもっていますか?」
職員の方は、データの入力に必死になりながら、我々に配慮して発せられた感じです。

最後に、パスポートにスタンプがされ、「3ヶ月以内に、指定の場所にグリーンカードが届きます。グリーンカードがその期間で届かなかったら、連絡をして下さい。」
別室での、やり取りをイメージしていたので、あっけない手続きにちょっと拍子抜けし、バッゲージクレームへ向かいました。

その後、いつものUBER乗り場へシャトルで向い、そこから家族4人でUBERに乗りました。家に到着するまでの40分程度の道のりは、ドライバーの方が、偶然2012年に抽選でグリーンカードが当たり、モロッコから家族4人で移民された話をされ、自分達は、Oビザを一回更新し、既にアメリカに住んでいるので、ある意味全て共感できる話でした
家に到着し、テーブルでパスポートに押されたスタンプを眺めて、やっとグリーンカード取得の実感がわきました。

グリーンカードの当選を振り返って

DV-2022当選後はロサンゼルスの弁護士を雇い、様々な作業を行って来ましたが、正直、グリーンカードジェーピーのサポートが無ければ、かなりバタバタしたと思います。

今回の手続きを通して、能力のある移民弁護士でも、Diversity VISA(DVプログラム当選後の手続き)に慣れている弁護士は、少ないと実感しました。

実際、3社ロサンゼルスであたり、そのうち2社は正直、慣れていない。ただDS260 入力はサポートできると言われ、その他の1社が経験あると説明受けて選びましたが、色々なやり取りからDiveristy VISAは表面的な事しか理解していないと直ぐに実感しました。

何より、力関係上、一度雇うと、支払いも済んでいるので、解雇もできません。このな状況で、本当にグリーンカードジェーピーのサポートは心強く、また助かりました。

DVプログラムの当選後、その手続では色々な情報に惑わさせる可能性がありますが、過去及び進行形のデータを持っているグリーンカードジェーピーより勝る弁護士事務所は少ないと思います。
本当にありがとうございました。

2年以上続いているCOVID-19影響下では、一旦アクティベートを終えてグリーンカードを取得後に維持しながら移住のタイミングを見計らうという方も増え、日本から近く出入国に関する規制情報も豊富なグアムに入国する人が増加していました。メインランドはOさんのように、すでにアメリカを生活拠点とされている方の入国に限定されていたので、今回のロサンゼルス入国でのアクティベートレポートは私も久しぶりでした。

LAXは日本人の入国者も多く、CBP職員も手続きに慣れた方が多く、フレンドリーな印象を受けますね。

その後の帰宅時も偶然の出会いにOさんもこれまでの体験を重ねられたようで、様々な思い出が頭の中に蘇ってきたのではないでしょうか。我が家でホッとして、パスポートを見た時にようやく1年間の苦労が報われ、安心されたことでしょう。Oさん、本当に色々なことがありましたが、グリーンカード取得までサポートできて良かったです。グリーンカード取得手続き完了おめでとうございます!