DV-2024グリーンカード当選後の手続き
- 2023.04.10
- DVプログラム グリーンカード当選関連情報
2023/05/10 DV-2024に当選した方からのお問い合わせが非常に多くなっています。グリーンカードジェーピーから応募して当選された方を優先して質問にもお答えしています。
個人、他社からの応募で当選されたという方が、その当選を証明する前に当選後の手続きに関して質問を寄せられるケースがありますが、グリーンカードジェーピーでその当選を確認するまではいかなる質問にもお答えできませんのでご留意ください。当選者サポートをご利用前に質問がある場合は「問い合わせ」から要件と共にConfirmation Number、Last/Family Name、生年を西暦で記載の上でお問い合わせください。なお、この場合でも当選後の手続きに関することにはお答えできない場合があります。
昨年実施されたDV-2024も抽選結果の確認まで一ヶ月を切りました。そこで今回はDVプログラム当選後のグリーンカード取得までの大まかな流れについて説明します。このページでは現在進められているDV-2023の当選後の手続きを前例にして、執筆時点での最新情報としています。
当選後の手続きは、トランプ政権下だったDV-2019から毎年何らかの変更が発生し、5年経った今でも正確に処理出来ない方が多く見受けられ、特に個人で手続きを進められている方の多くが、最初の手続きとなる外国人登録(DS-260)を完了出来ず、グリーンカードジェーピーに多くのサポート依頼が寄せられています。
移民弁護士に依頼している方もおられますが、彼らもDVプログラムの専門家ではないので特有の手続きに関しての知識不足で手続きが出来ないケースが散見されています。
参考:「アメリカ移住者の声」より
少しでも手続きに不安を感じている方がいらっしゃれば、迷わずグリーンカードジェーピーさんへ依頼すべきだと声を大にして言いたいです。
尚、DVプログラム当選後のグリーンカード取得手続きの流れは日本国内で進める場合と、すでに非移民ビザで米国滞在中に、ビザの調整を行うadjust statusでは、手続きの手順や必要書類等も異なります。
また、DVプログラム応募時点でアメリカや日本以外の国や地域から応募された場合、当選後の手続きが日本国内ともadjust statusとも異なりますので、その場合も専門的な知識での手続きが必要です。
下記からの説明では日本国内でのビザ取得手続きに関して、用語や関係機関を略称を用いて説明します。
1.ESCでDVプログラム当選情報を確認する
最新のDV-2024抽選確認は、日本時間の2023年5月6日からDV Entrant Status Check(ESC)にて行うことができます。当選の場合はケースナンバーが割り当てられるので、そこから面接時期を予測していくことになります。
下記、2からの手続きを進め面接が決定すると、このESCのステータスが更新されて、面接日や面接場所が追加されます。
確認する際には、Confirmation Number、ローマ字の名字、西暦生年、文字認証でログインします。グリーンカードジェーピーのサービスをご利用して、応募されたお客様はマイページから当選確認に必要な情報を確認していただけます。
抽選結果の確認と、表示されるページの見分け方などは、「抽選グリーンカード当選確認方法」のページで詳しく解説していますので、そちらを参考にしてください。
2.DS-260(外国人登録)の記入と申請
当選後最初の手続きが、外国人登録フォームDS-260への情報の入力と申請です。
DS-260にはアメリカ国務省が永住者の基本情報を事前に把握するために、膨大な記入項目が設定されています。記入前に準備しておくべき資料等も多く、アメリカの法令と解釈に基づいて、全て英語ローマ字で記入しなければなりません。
この手続きには時間を要し、間違いや記入ミスが多く見受けられますので慎重に進めなければなりません。
DS-260は記入項目も予告なくアップデートされており、入力中にエラーも頻繁に発生するので、登録が出来ないという方から多くのご相談が寄せられています。このDS-260でつまずいてしまい、先に進めない方も多く、せっかく当選したDVプログラムも最初の段階で失効しているようです。
ご自身での入力が難しい場合、有料でDS-260作成代行サービスをご利用いただく事もできますので、ご相談ください。
問い合わせは当選者サポートまで
3.アメリカ国務省から面接決定の通知が届く
DS-260の登録が完了し、ケースナンバーが面接対象になると面接月の2ヶ月前頃にアメリカ国務省からESCでステータスを確認するように、という内容でメールが送られてきます。
この通知タイミングは毎月中旬から月末に更新されるビザ広報の発表と連動しており、例えば2月中旬に4月のケースナンバーが決まると、その数日後に4月の面接対象者にESCの確認通知を送っています。
4.アメリカ大使館から面接資料を郵送するよう通知が届く
面接日程が決まると、その面接日から約1ヶ月前に、アメリカ大使館から面接資料の一部をレターパックで大使館まで送るようにという内容の通知が送られてきます。
この送付物も間違える人が多いようです。グリーンカードジェーピーで当選者サポートをご利用されている方には詳細をご案内していますので、その手順どおりに準備した資料をアメリカ大使館に送りましょう。
※ここで説明しているのは、日本国内で手続きを進め、面接場所にアメリカ大使館を指定した場合の手続きです。日本国内の面接は、東京のアメリカ大使館か、那覇の領事館のどちらかを指定することができます。アメリカ国内では手続きの進め方が異なります。
5.アメリカ大使館で面接を受ける
当選者サポートで、たまに面接はどんな内容や手続きなのかを尋ねられる事がありますので、今回はその概要をご案内します。(当選者サポートをご利用中の方にはより詳細な内容を当選者限定情報にてご案内しています。)
移住ビザ取得の面接と聞いて、何かしら不安を感じたり、緊張される方も多いのですが、警察に尋問される訳でも企業の採用面接でもないので、怖くもなければ、過度に緊張することもありません。
アメリカ大使館と言ってもお役所です。イメージとしては、市役所で住民票を発行してもらうような感じです。面接と言っても、持参した資料を提出して、番号札を持って椅子で待ち、自分の番が来たらカウンター越しにいくつか質問に答えるだけで、そのやり取りは数分で終了します。待ち時間の方が長いくらいです。
質問も「アメリカで何をするの?」「どこに住むの?」「卒業したのはいつですか?」
「この内容に間違いはない?」など簡単な内容です。
普段の役所手続きとちがうのは、アメリカ大使館に入るときにセキュリティーチェックを受ける事、持ち込める物に制限があること、そして指紋を採取されることです。
基本的にやり取りは英語ですが、不安な場合は職員に申し出れば、日本語での対応もしてくれます。
面接の際のコツとしては、質問には「聞かれた事には答える。余計な事は言わない。」です。
6.移民ビザと資料が郵送されてくる
面接の際にパスポートを提出しますが、数日後にアメリカ大使館からレターパックで返送されてきます。
パスポートには有効期限付の移民ビザ(IMMIGRANT VISA、カテゴリはDV)が貼られています。他にもアメリカ入国手続きやソーシャルセキュリティーナンバーの説明などが同封されています。
入国時にイミグレーションの手続きで担当者に渡す封筒入りの資料もあります、これは絶対に開封しないよう注意してください。
7.移民ビザの有効期限内にアメリカに入国する
上記「6.移民ビザと資料が郵送されてくる」の手続きで郵送されてきた、移民ビザの有効期限内にアメリカに入国して、その空港のイミグレーションで資料を提出します。この手続ではじめて永住権が有効化されます。(アクティベート)
この際も国境警備の担当者(CBP)がパソコンで入力を進めている間に、面接の時と同じような質問をされたりします。
これでグリーンカード取得手続きは終了です。現状では入国して一ヶ月ほどで指定したアメリカの住所にグリーンカードが届いています。
DV-2024当選者サポートのご案内
グリーンカードジェーピーから応募された方には無料で当選者サポートを提供しています。個人、他社利用で当選された方には有料で当選者サポートサービスを提供しています。
-
前の記事
保護中: アメリカ生活に必須!SSN ソーシャル・セキュリティナンバー 2023.03.27
-
次の記事
DV-2023に当選したNさんのシカゴ入国レポート 2023.05.04