5月ハワイでDV-2023グリーンカード取得手続き
- 2023.05.09
- グリーンカードを取得したお客様の声
今回のグリーンカード アクティベートレポートはゴールデンウイークにハワイに入国したT.Cさんから。
ハワイ行きのフライトでは担当者の方が優しく配慮して誘導してくれたり、ジョークも交えたやり取りがあったようです。
ハワイの空港職員は手続きには慣れている印象があるのですが、どうやら今回は新人さんにあたってしまったようで、ここでもいつもよりフレンドリーで、なんだか楽しそうなやり取りが行われた模様です。
T.Cさんのレポートから穏やかなハワイの雰囲気と空気感が伝わってきます。
5月3日。羽田からハワイへ
私のフライトは羽田国際空港から5月3日の午後8時15分、ホノルルに現地時間5月3日の午前8時45分(日本時間5月4日の午前3時45分頃)着の予定でした。
ゴールデンウィークの真っ只中と言うことで混雑を想定して、空港には午後5時40分くらいに到着しました。
私が利用したのはハワイアン航空だったのですが、案の定チェックインが長蛇の列でカウンターにたどり着くまで30分から40分くらいかかったと思います。並んでいる方々は主にハワイへのご旅行のご家族、また日本旅行に来ていたと思われる日系人のご夫婦などが目立ちました。
前もってハワイアン航空のサイトで確認したところ、米国市民、グリーンカード保持者、また移民ビザ所有者はコロナワクチンの接種証明は必要ないとのことでしたが、心配性なので自分のCDCワクチンカードを常に常備していました。列に並んでいる際にCDCの誓書を名前や住所だけ記入してカウンターで渡せば問題ありませんでした。(12日からもう証明が要らなくなるみたいですね!)
チェックインの際にESTAかビザをお持ちですか?と聞かれ移民ビザです。と答えてビザのページを見せたらありがとうございます。と笑顔で手続きして下さいました。
ここからは私のやらかしエピソードで他の方の参考にならないのですが、キャリーバッグを二つ預けようとして、一つが重量オーバーしていたため、同行してくれていた母とカウンターの横で必死に詰め直し、無事に預けることができました。(笑)
また今まで学生ビザで行ったり来たりしていたのですが、拠点が完全に移動すると言うことで、日本の実家でずっと埃をかぶっていたギターをハワイに持って帰ろうと思い、前もってカスタマーセンターにお聞きしたところ、ギターなどの壊れやすいお荷物は機内に持って入れるとのことでしたので、カウンターで再度確認しましたが、その日の便が満席プラスの手荷物がみなさん多くて、乗せられなかったらキャリーバッグと同じ預け用になってしまうとのことでした。なるべくそれは避けたいなと思っていたところ、ビジネスクラスの方と一緒に搭乗してしまって構わないので早めにCAに伝えて下さい、と教えて下さいました。
ギターがあるため早めに搭乗とのことでしたがなんだかんだバタバタしておりゲートを潜ったのは搭乗時間30分少し前でした、搭乗口について間も無くしたらビジネスクラスの搭乗開始が始まり、いいのかなとためらいつつ真っ先に乗り場に向かうと、待っていましたと先ほど担当してくださった女性の方がいらっしゃりクルーにも伝えてあります、もう入って大丈夫ですよ。と教えて下さいました。
搭乗しCAさんにギターをどこかに置いておいていただけますかと聞くと、少し年配の男性のCAさんがいいよ!上の棚に入ると思うよと席はこっち側だよと教えて下さいました。ギターに興味があるのか、どこのブランド?とか弾いてくれる?と聞かれ弾けないよ(笑)というと弾かないならこの飛行機乗っちゃダメだよとジョークで笑ったりしながら席につきました。
ギターもスムーズに入り、今までこんなに早く搭乗した事がなかったので新鮮でしたがそこまで心配する程の話でもなく少し申し訳ない気持ちになりました、、、ありがたい事ですね。
そこからはいつも通り7時間程のフライトで観たかった映画や機内から美しいサンライズも見られて、隣に座っていたサンディエゴ在住の優しい女性とも友達になり、飛行機は苦手ですが、ハワイの島が見えた時に無事に帰ってこられた事に感謝の気持ちになりました。
ホノルル空港でのグリーンカード取得手続き
ホノルル空港に到着後、お手洗いも降りる直前に機内で済ませたため、混むだろうなとそそくさ歩いてimmigrationに向かい予想より早く列に並ぶ事ができました。待機していた案内の方に移民ビザです。と言うとFirst immigrantね、こっちへどうぞみたいな感じで誘導してくださり、カウンターまでおそらく10分程度しかかかりませんでした。
順番が来て呼ばれたのは優しそうな男性の方で以下が私と彼のやり取りです。
私:おはようございます!
担当者:おはよう!ESTAかVISAか持ってる?
私:実はこれで来ました。(オレンジの封筒とパスポートを提出)
担当者:封筒を開ける。(沈黙、、、)あれ、君いくつ?
私:26歳です。
担当者:なんで高校のが入ってるんだ?と高校の卒業証明書を見ながら独り言。スポンサーは誰だ?と独り言。
私:それとコミカレのも入ってると思います。
担当者:コミカレ行ってたの?まだ学校行ってる?
私:今は大学に行ってます。
担当者:ああそうなんだね。あれ君のF1は?
私:、、、えっとF1はもうキャンセルになっていて新しいimmigrant VISAで来ました。
沈黙:長い沈黙。。。あああ!!抽選ね!!!!!
私:そうです。ごめんなさい、伝えればよかったですね。
担当者:いやいいのいいの、違うタイプのスポンサーが提供しているビザがあるのね。それだと思って。
私:笑
DVの担当が初めてだったのかここで抽選と理解してくださり、なるほどねー!!!と言う感じで、私もてっきり知っているものと思いただ笑顔で待っているという謎の3分くらいでした。笑
ここから写真と左手四本の指紋を取り、確認事項
担当者:Okay!
私:はい
担当者:住所はこのXXX。。。
私:XXXOOO。。。と一緒に確認
担当者:Okay! 電話番号はXXX。。。て書いてあるけどあってる?
私:それ私のホストマザーの番号なんだけど、私も番号あるけど伝えましょうか?
担当者:あ、うん教えて。そしたらそっちの番号に変えておくね!
ここまできてパソコン上のデータを入力しながら、うーんと悩んでいる感じで大丈夫かな?と思っていたら、担当者の方が一旦席を外して、後ろにいた別の係の方々に何か聞きに行きました。戻ってきたら、
担当者:後ろでやるんだったみたい笑
私:なんかごめんなさい(分かりにくくて)
担当者:違う違う。君は何も変なことしていないよ!笑
私:なら良かった!笑
スタンプをVISAの横にThis is a good oneと言いながら押して下さる。
担当者:Ok、知ってると思うけどこれはグリーンカードじゃないよ、本物は送るからね。もし君がジョブハンティングや何かに行く際は本物が来るまでは常にこのVISAを持って行ってね。
何か質問とかある??
私:グリーンカードは大体1ヶ月くらいで来るんですかね?
担当者:うーんと考えたような顔で苦笑い
私:わからないよねー笑
担当者:なるべく早めが良いんだけどもしかしたら3ヶ月くらいかかるかもー笑
私:了解です!全然問題ないですよ、ありがとう!
担当者:他に質問ある?
私:大丈夫です、ヘルプありがとう!良い1日を!
担当者:君もね!!
と言う感じでした。あまり慣れていない?様子でしたが非常に優しい方で一切緊張はしませんでした。
そこから荷物を取りに行きすぐに見つけましたが、キャリーバッグ二つにギターに大きな肩掛け鞄で15分くらい手こずり、カートを借りようと係の方に話しかけたら疲れと入国できた安心感から一気に来た眠気で何故か日本語で話しかけていて、No Japaneseと冷たくあしらわれ、はっと、あれ自分何してるんだろう。笑 と我にかえり英語で再度聞き直してカートを用意して荷物を乗せようと奮闘していたら遠くから係の男性の方が大丈夫?手伝うよと。と手伝って下さいました。
荷物の中に肉とか野菜とか入ってない?とかそのギター新しいの?と聞かれ、結構前に買ってもらったんだけど全然弾いていなくて今回は本気で練習しようと思って持って帰ってきたよ笑 などと雑談をしながら空港を後にしました。
大好きなハワイに戻って。
長かったようで振り返るとあっという間だった日本の滞在でしたし4ヶ月前までいた大好きな場所に戻ってこられたので、ついに来た!と言う新鮮な感じは特になかったのですが、VISAが変わってありがたい新しいスタートなんだなと暖かい風を感じながら非常にありがたく思いました。
入国までサポートしてくださったグリーンカードジェーピーのAさん、家族や友人、ハワイの神様、日本の神様に感謝の気持ちでいっぱいです。
ご自身でも心配性ということで、DV-2023の当選後は丹念にそして慎重に諸手続きをされたT.Cさん。DV手続きの最初の段階となる外国人登録DS-260からアメリカ大使館での面接を経て、今回のハワイ入国まで本当にお疲れ様でした。
手続き中は何度も確認の連絡をいただき、私も常にサポートを行ってきました。T.Cさんは細かい確認も怠らない方で、それ故に「色々細かいことまで聞いてすみません…」と恐縮されていましたが、私にとっては日常でもT.Cさんにとってはおそらく一生に一度の大事な手続きで、初めての事ばかりだったのですからその不安を解消しサポートするのが私の使命です。
T.Cさんこれからも大好きなハワイでの生活を楽しんでくださいね!
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