ハワイで自然環境保護とローカルコミュニティに貢献したい！T.Cさんの移住生活

ハワイで留学生として移住生活

5年前から学生VISAでハワイに移住し、こちらの大学に通っていました。グリーンカードの抽選があるという事は以前から耳にしていたものの、学生VISAがあったので実際に応募した事はなく、ずっと留学生として勉強してきました。

幼い時から自然保護に携わることがしたく、ハワイ留学を決めたのも、旅行で訪れたときに自然との繋がりを大切にするハワイ文化の奥深さと温かい精神を知り、心を奪われたからでした。Mālama ʻĀina (マーラマ　アイナ) というハワイアンの方々の考えが基盤の大地を守るという文化的環境保護の考え方。

キラキラした観光地として売り出されているハワイではなく、その裏にある環境破壊やネイティブハワイアンの方々の人権問題なども知って、いつからか私はここの美しい自然とネイティブハワイアンの方々に貢献したいと考えるようになりました。

そして、ここでそういった問題をより良くするために、現地のことをもっともっと学ばなければと考えて、留学生活をおくっていました。

DVプログラムに応募したきっかけ

人生のご縁とはとても不思議なもので、2021年の秋に2023年度のグリーンカード抽選の応募が始まってからしばらくした時に、友人がふとDVプログラムの事を口にしたのをきっかけに、思い出したかのように調べてみると、たまたまその日がグリーンカードジェーピーさんのDV2023の応募の締切日でした。

私は急いで現地の写真屋さんに駆け込み、応募用の写真を撮って、なんとかギリギリで手続きを間に合わせたのを覚えています。

そして、そのまま発表の5月の朝にまさかの当選！涙が止まりませんでした。グリーンカードジェーピーさんはもちろん友人と写真屋さんに感謝で一杯だったのと同時に、その瞬間ハワイの神様があなたはここにいなさい。と示して下さった気がして、すごく不思議な気持ちにもなりました。

グリーンカードの当選と取得手続き

グリーンカードジェーピーさんを通しての応募だったので、そのまま引き続きグリーンカードジェーピーさんからサポートをしていただきました。

初めての応募で当選し、想定外の手続きが始まることになりましたし、私は極度の心配性な為、プロであるAさんがサポートしてくださる事に心強さを感じていました。

DVプログラムは年間発給数が少なく、手続きに関する情報がわずかで、公表されている事例も多くありません。どのVISAにも言えることかもしれませんが、やらなければいけない手続きが非常に多いので、いつまでに何をして何を準備しなければいけないのかなど、面接までの日々は常にその事が頭にある状態でした。

そして私の場合はDVプログラムの手続きの為に一時日本に帰国したり、一時はプログラムの進行が遅れていて、次の手続きがどれくらい先になるかわからないなど、不安しかない数ヶ月でしたが、Aさんのサポートで乗り越えられました。

グリーンカード取得後の移住生活と今の心境

無事に今年の5月に移民VISAでハワイに帰って来ることができ、グリーンカードを手にしてから、毎日の生活でありがたみを感じています。学生VISAの時の縛りが一切なくなって、様々な選択肢が増え非常に助かっています。

正規で働けるようになったので、この夏からアルバイトを始めました。

ハワイは’ohana（オハナ＝家族）と言ってコミュニティーの結束力が強く、サポートローカルで現地の小さなビジネスのものをなるべく買ったり、使ったりする風潮が強いです。また私はローカルでも特にネイティブハワイアンの方々が運営するビジネスをサポートしたかったので、そういった仕事を探していたところ、有難いご縁でオアフ島にあるハワイアンリゾートウェアで雇っていただき、とても良い同僚の方達と出会うこともできて、楽しみながら働かせていただいています。

オーナーさんは自分の愛する家族や故郷の思い出、フラやハワイの大自然からインスピレーションを受けた作品を創っている、ハワイ島出身のネイティブハワイアンの方で、彼女のもとで働く機会を頂けてこれもまたハワイの神様がくれたご縁だなと、素敵な人々との出会いにも恵まれて感謝で一杯です。

また今月の下旬からは現地の非営利環境保全団体とのインターンシップが始まる予定で、自分のやりたかった事に一歩一歩近づいている事を実感し本当にありがたいです。

これもグリーンカードを頂けたから可能になった事なので本当に感謝で、せっかく頂いたこのチャンスを最大限に活かして、大好きなハワイの為に自分のずっとやりたかった事、やるべき事をしていきたいなと強く思います。

改めてこの全てのことを可能にしてくれた有難いご縁とサポートして下さったグリーンカードジェーピーさん、Aさんに感謝しています！